お金を運用する上で大事なこと、
いや、
超スーパーミラクル大事なことがあります!
それが、「複利で運用する」ということです。
あの、アインシュタインも人類最大の発明は複利だと言っているほどです。
複利の効果を活かせばお金は雪だるまを作るかの様にだんだん大きくなっていきます。
雪だるまは、作りはじめた頃は、小さくてなかなか大きくならないですけど、一度大きくなれば1回ころがすだけで大量の雪をくっつけてくれますよね?これも言ってしまえば複利運用です。
それと同じことがお金にも言えるんです。
はじめは少ししか無かったお金も複利の効果でだんだん大きくなって、一度大きくなってさえしまえばあとは、コロコロ転がすだけでじゃんじゃんお金をくっつけてきてくれるわけです。
さぁ、あなたも複利運用でお金持ちになろうじゃありませんか!
単利と複利とは?単利と複利のちがい
金利には「単利」と「複利」と言うのがあります。
たとえば、100万円を利回り5%で20年間運用するとします。
「単利」だと
- 1年目.100万円の5%の利子で1年後に5万円もらえる。
- 2年目.また100万円の5%で5万円もらえます。
- 20年目.100万円の5%で5万円もらえます。
5万円×20年=100万円増えます。
次に、
「複利」だと、
- 1年目.単利のときと同じで100万円の5%で5万円もらえます。
- 2年目.100万円に1年目にもらった利子5万円を足した105万円の5%、5万2500円がもらえます。
- 3年目.同じように1年目と2年目にもらったものを足した110万2500円の5%、5万円5125円がもらえます。
- 20年目.1年目から19年目までもらった利子をすべて足した252万6950円の5%、12万6348円がもらえます。
5万円+5万円2500円+・・+12万6348円=165万円増えます。
元本は同じ100万円でも、「単利」とくらべて「複利」では、金利だけでも65万円も多くもらえます。
2児のパパ
お金を増やしていくのに大切なことは、増えたお金を使っちゃうのはダメで、増えた分はもう一度運用にまわしていくことなんですね。
72の法則で何年で2倍になるか分かる
複利の効果で、お金を運用するときに覚えておくと便利な法則があります。
それが、72の法則です。
72を「利回り」で割ってやると「2倍になるまでにだいたい何年かかるか」が分かります。
72÷利回り=2倍になるまでにかかる年数
たとえば、
100万円を5%で運用するとすれば、
72÷5=14.4なので、だいたい14年から15年で2倍になるってことです。
この式は今のお金を2倍にするには、利回りが何%必要かを求めるのにも使えます。
72÷運用年数=2倍にするために必要な年数
たとえば、10年で2倍にしたいと思ったら、
72÷10=7.2なので、7.2%の利回りで運用する必要がある。と分かります。
「複利+長期」の最強コンビ
ここで今まで紹介した「複利くん」とコンビを組むことによって、最強コンビになる相棒を紹介します。
2児のパパ
それが「長期くん」です。複利くんと長期くんが組むと、もはや誰にもとめられないくらいの最強コンビになります!
悟空とベジータのコンビみたいなもんです。
たとえば、100万円を年利12%複利で長期の80年運用したら総額でいくらになると思いますか?
- 10年目.310万円
- 20年目.960万円
- 30年目.2990万円
- 80年目.86億円over
2児のパパ
じつはこの数字は投資信託の本場アメリカに実在するファンドの数字なんです。
「アメリカン・ファンズ・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ」というファンドで今でも存在します。
複利くんと長期くんが組むとどれだけ最強かわかってもらえました?
2児のパパ
孫の孫の代のために、自分が財閥の始祖になるってのもなかなか壮大な夢でいいんじゃないかともおもいますがw
それでは意味がないだろ!って人がほとんどだと思いますんで、その解決策はつぎで解説します。
2児のパパ
「複利+長期+積立」という超最強コンビ
「複利くん」と「長期くん」のコンビでも最強なんですが、そこにさらに「積立くん」が加わると、もう今度こそ超最強になります。
悟空とベジータコンビでも倒せなかったやつを結局は元気玉でやっつける。そんな感じです。そんくらいすごいです。
ではまた100万円を年利12%で複利運用するとしましょう。今度はそれにプラスして毎月3万円積立をします。
- 10年目.980万円
- 20年目.3720万円
- 30年目.1億2240円
- 80年目.362億円over
今度はとんでもない財閥の始祖になれます。
2児のパパ
安心して下さい。
複利くん長期くん積立くんは超最強なので、
貯金0円でもへっちゃらです。
今度は、初期費用0円でOKです。そして毎月3万円ずつ積立したとしましょう。
すると、
10年目.660万円
20年目.2730万円
30年目.9200万円
80年目.276億円over
最初は0円しかなくても、276億円以上になります。
やっぱり財閥の始祖になれます。
でも、貯金0円から20年で2600万円、30年で8600万円か!!
2児のパパ
この複利長期積立のすごさわかりましたね!
正直言って、年利12%という運用は結構難しいと思うんですが、年利7%〜10%なら十分現実的で実現可能だと思います。
7%運用でも、貯金0円でも3万円ずつ積立すれば30年で約3500万円です。
財閥の始祖にはなれないかもしれないけど、十分な数字じゃないでしょうか。
借金の金利も複利
複利くんですが、味方のときはすごく心強いのですが、敵になるととんでもなくやっかいな相手になることを忘れてはいけません。
2児のパパ
それはあなたが借金をしたときです。
借金にも複利の効果はもちろん働きます。
少しの借金ならいいやと思ってお金を借ります。最初は小さな雪だるまでも複利と時間を使ってどんどん大きくなってしまいます。
100万円が86億円になっちゃう話を思い出して下さい。あれが借金でも同じように起こります。
資産を増やしていくときの利回り12%は大変だって話をしましたけど、
借金の場合、利息12%なんてのはそこら中にありますからね。ショッピングリボ払いなんかは15%とかですよ。
2児のパパ
借金がすべて悪いとは思っていません。世の中にはいい借金、必要な借金はあると思います。
ただ、借金は複利の効果で雪だるま式に膨らんでいくってことは必ず知っておきましょう。
「複利+長期+積立」の超最強コンビを活かせるのは投資信託
では、最後に。
これまで考えてきた福利の効果を、僕たち一般個人が簡単に活かせるものは何か?
それは投資信託です。
投資信託に積立投資をすれば、これまで説明してきた、「福利」「長期」「積立」の超最強コンビをすべて活かすことができます。
「良い投資信託を選んで積立投資をすること」
それが一般個人が資産形成できる最もおすすめの方法です。
今は、「つみたてNISA」や「確定拠出年金」などの非課税で運用できる制度があります。
超最強コンビでどんどんお金を増やしていきましょう!
まとめ
- 福利の効果は、時間とともにどんどん大きくなる。
- 「福利+長期+積立」で福利の効果を何倍にも膨れ上がらせることができる。
- 借金も福利の効果で大きくなってしまう
- 一般個人が福利の効果を活かせるのは投資信託
今回は福利の効果について解説しました。
アインシュタインに「人類最大の発明は複利である」と、言わせるだけありますね。