2児のパパ
つみたてNISAは、ひとり1つしか口座を開設することができないのでどこで口座を開設するかは慎重に選ぶ必要があります。(1年に1回変更することができます)
僕のオススメは、
楽天証券かSBI証券です。(セゾンバンガードに投資したい人はセゾン投信かゆうちょ)
この2つの証券会社はつみたてNISAを始めようと思っている人にはどちらもとてもおすすめです。
手数料とか取扱い商品にほとんど差がないので、
楽天かSBIどっちがいいかはその人次第だと思います。
楽天のサービス、
- 楽天市場
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天トラベル
- その他色々な楽天サービス
をよく利用する人は楽天証券がもちろんオススメですし、
「手数料やその他サービスを含めたちょー厳しい基準で選ぶぞ!」の
こだわり派の人にもおすすめです。
この記事では楽天証券でつみたてNISA口座を開設しようか迷っている人に、
- 楽天証券のなにがいいのか
- 楽天証券でつみたてNISAをはじめるとどんなメリットがあるのか
- 楽天証券のデメリットは
- 他の金融機関と比べてどうなのか
- SBI証券と比べてどうなのか
を、中心に初めての方にも分かりやすく解説していこうと思います。
楽天証券のメリット
楽天証券とSBI証券は業界No.1争いをしている!
「No.1争いしているがメリット?」
いきなり意味わかんねーこといってんじゃねー!
って思うでしょうけど、
これ本当に大事!これで今回の説明終われるくらい大事!
なぜかと言いますと、
楽天証券とSBI証券はお互い
『より顧客に満足してもらえる証券会社に、
それもNo.1になれるように競争している。』
ですから、3位以下、メガバンクや地方銀行はもちろん、大手の証券会社さえもまったく歯が立たないくらい、どんどんサービスがよくなっています。
SBI「こんなサービスはじめました!」
楽天「だったらうちもはじめまーす!」
と、
ですから、この2社でつみたてNISAを始めればどちらかの証券会社でしかできないことはほとんどないです。そして他の証券会社、銀行の追従をほとんど許していません。
この企業同士がNo.1の座を争う競争力が大きなメリットだと思いませんか?
つみたてNISAの場合、この先何十年も付き合っていく予定の証券会社を選ぶわけですから
途中で、
「やっぱりあの証券会社にしとけばよかったなぁ。」
と、思う可能性が低くなるわけです。
2児のパパ
品揃えが豊富
楽天証券では現在、業界No.1レベルの128本のつみたてNISA対象商品を扱っています。
業界1位 SBI証券 | 131本 |
業界2位 楽天証券 | 128本 |
10位以下 大和証券 | 15本 |
10位以下 三菱東京UFJ銀行 | 12本 |
10位以下 三井住友信託銀行 | 6本 |
10位以下 みずほ銀行 | 5本 |
情報:モーニングスターより(更新日2018.2.2)
ですから、
- 色々な投資信託を組み合わせて積立したい
- 将来ちがう商品に投資したくなるかもしれない
などと言う人でも楽天証券に口座を開設しておけば対応できます。
2児のパパ
個人的な意見
ぼくは選択肢が多いことが、初めての人にとって必ずしもメリットとは思っていませんが、投資先をしっかり判断することができれば、やっぱり選択肢の多さはメリットになると思います。
そして、つみたてNISAの特殊な事情から、
取扱商品の多さはその金融機関がどれだけ顧客の資産を大切にする気があるのかを測れる要素になる可能性があります。(可能性です)
理由は、つみたてNISAは販売手数料が0円でないといけない決まりがあるため、金融機関にとっては他社の商品をいくら売っても儲からないシステムなんです。
金融機関が儲からない=僕たち投資家にはいいこと
なんですが、
そこで金融機関はどうするか
他社の投資信託を売ってもしょうがないから、自社または自社系列が運用している投資信託を売るんです。
そうすれば運用管理費用が取れるからです。
一例ですが、
三井住友銀行は
- 「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」
運用会社:三井住友アセットマネジメント株式会社 - 「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」
運用会社:三井住友アセットマネジメント株式会社
三菱東京UFJ銀行は
- 「つみたて日本株式(日経平均)」
運用会社:三菱UFJ国際投信 - 「つみたて先進国株式」
運用会社:三菱UFJ国際投信
みずほ銀行は
- 「たわらノーロード 日経225」
運用会社:アセットマネジメントONE (みずほグループ子会社) - 「たわらノーロード バランス」
運用会社:アセットマネジメントONE (みずほグループ子会社)
という具合です。
色々と事情はあるんでしょうけど、僕たち顧客側からすればどうなんでしょうか。
楽天ポイントで投資ができる
楽天証券の特徴を活かした大きなメリットはこれです。
なんと楽天証券では、楽天カードや楽天市場や楽天トラベルなどの利用で貯めた楽天ポイントで投資できるんですよ!(つみたてNISAには2018年春から対応予定)
普段何気なく使ってたポイントを投資に回して運用すれば、将来莫大な財産になってる可能性があるんです。
※つみたてNISAで楽天ポイントを爆発的に増やす裏技がありましたので現在記事執筆中
それにポイントで投資できるなら、なんかとっても気楽に投資できると思いませんか?
2児のパパ
100円から投資できる
楽天証券は100円以上1円単位で投資することができます。
もちろん先ほど説明した楽天ポイントでも100ポイントから投資することができます。
缶ジュース買うみたいな感覚で投資できちゃいます。
毎日の自動積立設定が可能
楽天証券なら自動積立投資の設定を
- 毎日つみたて
- 毎月つみたて
から選ぶことができます。
月ごとの積立の設定はどこの金融機関でもできますが、毎日つみたての設定は現在は一部のネット証券会社でしかできません。
毎日つみたてができるようになったおかげで、
「毎日500円ずつ1ヵ月で15000円」などと、少額からでも毎日買えるんで、とても気楽に投資することが可能になりました。
たとえば、
1コイン500円ずつ毎日積立して、年利7%で運用したら20年後
7766333円(+4116413円)にもなります。
これからは、
「500円玉貯金じゃなくて500円玉投資にしましょう!」
2児のパパ
普通預金の金利が大手銀行の100倍に
楽天証券と楽天銀行の両方に口座を開設し、お互いの口座のお金の移動をスムーズにする
「マネーブリッジ」というサービスに申し込みをするだけで、普通預金の金利が0.10%になります。
これは大手銀行の普通預金の100倍で、普通預金なのに大手銀行の定期預金と同じ水準です。
2児のパパ
投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる
これがまた楽天証券のすごいシステムです。
投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが毎月貯まるんです。
50万円以上~200万円未満:50ポイント
200万円以上~400万円未満:100ポイント
400万円以上~600万円未満:150ポイント
600万円以上~800万円未満:200ポイント
800万円以上~1000万円未満:300ポイント
1000万円以上~2000万円未満:500ポイント
2000万円以上:1000ポイント
貯まったポイントはいつもと同じように楽天市場などで使うこともできますし、もちろん投資に使うこともできます。
楽天カードの引き落としで積立設定ができる
楽天カードで積立投資の設定ができるため、
たとえば、わざわざ自分の給与口座から資金を移動する必要がなくなります。
楽天カードがなくても、他の金融機関の自分の給与口座から無料で引き落としの設定ができます。
ちなみに投資信託の買い付けで、楽天カードのカード利用のポイントは貯まりません。
ideco個人型確定拠出年金も業界No.1!
老後のための資産形成の手段として今とても注目されている
「確定拠出年金」の手数料も業界最安値で提供しています。
確定拠出年金は、手数料形態が複雑で(ここでは説明を省きますが)、
この確定拠出年金でも楽天証券とSBI証券は業界No.1の座を争って、2016年くらいにとんでもない手数料下げ合戦を繰り広げました。
そして現在は、2社ともほぼ限界まで下げきっています。
確定拠出年金をやる予定の人も、
楽天証券かSBI証券でやっておけば間違いないかと思いますので、
1つの口座でつみたてNISAもidecoも管理できれば楽チンです。
2児のパパ
その他のメリット
- つみたてNISA専用ダイヤルがあって電話で問い合わせができる
- 日経新聞がスマホやパソコンで無料で読める(通常月額4000円以上)
- 通常の株式売買の手数料も安い
- 楽天証券アプリが見やすくて優秀
- 国債などの債券も充実
- 楽天証券の「トウシル」って言うコラムが面白い
など
デメリット
つみたてNISAに関してはこれと言ったデメリットはないと言えるかもしれませんが、もし通常の株式売買をされる予定の人の場合、手数料が最安値ではないのがデメリットと言えるかもしれません。
ただ、もし通常の株式売買をするつもりでしたらその時はまた別の証券会社に口座を開設すればいいだけの話です。
それが面倒だ!という人はSBI証券がおすすめです。
また、有名&優秀な「セゾンバンガードグローバルバランスファンド」をつみたてNISAで購入することができないこともデメリットです。これはSBI証券でも購入できません。
楽天証券では、通常口座と確定拠出年金ではセゾン投信の商品を購入することができます。
楽天証券はSBI証券と比べて何がいいのか?
冒頭から何度も言っていますが、この2社はどちらもすごくおすすめで、
そしてお互いが常にNo.1争いを繰り広げていますので甲乙つけがたいです。
特につみたてNISAの場合は1度設定したら基本的にほったらかしなので、株式売買用の手数料設定などを細かく比較しても意味がないんですよね。
ですのでこっからは完全に僕のフィーリング重視な意見でいっちゃおうと思います。
ポイントサービスは楽天証券の圧勝か
やっぱりなんといっても楽天証券は楽天ポイントを使ったり貯めたりできることがお得ポイントではないでしょうか。
SBI証券で貯まるSBIポイントよりも、楽天ポイントの方がはるかに有名で、
僕たちの生活で貯まる場面も使える場面も多いですもんね。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天カード
などは利用したことがある人も大勢いるかと思います。
日常生活で貯まりやすい楽天ポイントで投資できるってのは大きなアドバンテージかなぁと思います。
2児のパパ
ホームページが見やすい
楽天証券の方がホームページが見やすくて、操作しやすいです。
特にスマホでホームページを見た時はその違いがはっきりしているなぁと思います。
楽天証券はSBI証券に比べてスマホでも操作しやすいホームページになっています。
どうせ放っておくだけなんであんまり気にしなくてもいいかもしれませんが、画面がキレイとか操作しやすいってけっこう重要なことだと思います。
なんでSBIはあんなに見にくい画面なんだろう?w
2児のパパ
仮想通貨ブロックチェーン関連ではSBIに遅れているか
現在SBIグループは仮想通貨分野に大きく投資しています。
SBIグループの仮想通貨取引所もオープンする予定です。
まとめ
楽天証券は、
- つみたてNISAで業界No.1レベルのサービス
- 今後もずっと業界最高峰であり続ける可能性が高い
- 楽天ポイントで投資することができる
- 資産保有残高に応じてポイントが貯まる
- 100円から投資できる
- 毎日のつみたて設定ができる
- 楽天銀行と連携させれば普通預金でも普通の銀行の100倍
- ポイントサービスがSBI証券より優秀
- ホームページが見やすい、操作しやすい
初めての人からこだわりがある人まで楽天証券でつみたてNISAの口座を開設すれば、業界の最高峰のサービスでつみたて投資をしていくことができます。
つみたてNISAでこの先何十年も付き合っていく証券会社を選ぶわけですから良い証券会社で口座開設したいですよね。
でも、そんなに固くなって選ぶ必要はありません。もっといいところが出てくれば、1年に1回は変更することができますから。
「楽天証券のつみたてNISA対象商品」に自分の投資したい商品があるなら、
間違いなくおすすめできる証券会社です。